LANケーブルの自作

作ることが多かったので、LANケーブルの自作方法を紹介します。

LANケーブルの種類

LANケーブル自作

ストレートケーブル
 イーサネット等で使用されるケーブルで、ケーブルの両端で極性が同じになっている。 主にコンピュータとそれ以外の機器(モデムやハブ等)の接続に使用されている。

クロスケーブル
 イーサネット等で使用されるケーブルで、途中で交差しており、ケーブルの両端で極性が逆になっている。 主にコンピュータ同士を直接接続する場合に使用されている。

LANケーブルの作成手順

準備するもの

 LANケーブル、かしめ工具(圧着工具)、ニッパー、コネクタ(RJ-45)、ケーブルテスター(可能であれば)、等。 必要であれば、モジュラーカバー。

ケーブルの加工

LANケーブル自作

 まず最初に、ケーブルの先端をニッパーやハサミで3~4cmほどむきます。
次に、後の工程のために、むき出しになったケーブルをほぐし、ツイストしているケーブルのよりを1本ずつ真っ直ぐに戻します。

ロードバーへの差し込み

LANケーブル自作

 コネクタにモジュラーカバーを付けるのであれば、ここで先にケーブルに差し込んでおきます。
 ケーブルをまっすぐにしたら、ケーブルをコネクタに付属しているロードバーに順番を間違えずに通します。
この工程が一番細かく難しい作業なので、冷静に間違えずやってください。

ストレート結線・ノーマル----ノーマル
 ここで、ストレートケーブルを作成する場合は、同じノーマル配置で両端を作成します。

クロス結線・ノーマル----クロス
 クロスケーブルを作成する場合は、一方をノーマル配置、もう一方をクロス配置で作成します。

 ロードバーを奥まで通し終えたら、先端をニッパーでキレイにカットしてください。
今回の場合、元々のケーブルがTIA/EIA-568-B仕様になっているためこの様になりますが、TIA/EIA-568-Aの場合は逆になります。

RJ-45型8極コネクタ(ポート仕様)
ピン番号信号名機能
#1RD+受信データ(+)
#2RD-受信データ(-)
#3TD+送信データ(+)
#4---未使用(N/A)
#5---未使用(N/A)
#6TD-送信データ(-)
#7---未使用(N/A)
#8---未使用(N/A)
クロスTIA/EIA-568-A
TIA/EIA-568-A
白緑・緑・白橙・青・白青・橙・白茶・茶
ノーマルTIA/EIA-568-B
TIA/EIA-568-B
白橙・橙・白緑・青・白青・緑・白茶・茶
ポート番号

④ コネクタへの挿入

LANケーブル自作

 カットし終えたら、加工したロードバーをコネクターの奥までしっかりと挿入します。
(この際、上下の向きを間違えないでください)
この段階では写真の通り、金属部が飛び出したままで、固定もされていません。

⑤ コネクタをかしめる(圧着)

LANケーブル自作

 最後に、かしめ工具(圧着工具)でしっかり固定します。 かしめた後、金属がきちっとケーブルに刺さっているかを確認してください。
これで一応の出来上がりですので、接触不良やケーブルの順番間違えが無い限り、完成です。

⑥ ケーブルの通電テスト

LANケーブル自作

 上記までで完成ですが、トラブル回避のために、ケーブルの通電テストを行った方が無難です。
エラーがでた場合はもう一度最初からになります。
 ケーブルテスターは、長い施設済みLANや、短すぎるLANケーブルもテストできるリモート対応がお勧めですが、高価なので私は安いのを使っています。

⑦ 完成

LANケーブル自作

 完成。
慣れてくれば、とても簡単に正確に素早く出来るようになります。
 また、写真左の様に、自作時にシールドチューブでノイズを若干遮断する事も出来ます。

(以上は全て自己責任において行ってください)
2007/9/27